近年、Webサイトを活用したコンテンツマーケティングの検討・導入に本腰を入れる企業が増えています。コンテンツマーケティングは、作成したコンテンツを使って、企業が伝えたい情報と消費者の求める情報をマッチングさせることができるので、対象の商品やサービスへの消費者の関心を高め、購入に向かわせることができます。
弊社にもコンテンツマーケティングに関するお問い合わせやご相談をよく頂戴しますが、コンテンツを作れば成果が出る、と勘違いしている方も多く見受けられます。断言しますが、闇雲にコンテンツマーケティングに取り組んでも成果は上がりません。
今回は、コンテンツマーケティングで成果を上げるために、どのような業者を選べばよいのか、そのポイントを解説したいと思います。

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コンテンツマーケティングで成果を出せる業界まとめ

課題を共有し、解決策を提案できるパートナーの存在が必要不可欠

コンテンツマーケティングは、Webサイトを通じて見込み客との接点を作り、質の高いコンテンツを提供していくことで、潜在顧客を顕在顧客へと育成していく方法です。顧客の育成は一朝一夕でできるものではないので、そこには中長期的な戦略が求められます。
そのため、コンテンツマーケティングで成果を上げるには、自社の課題を共有し、解決策に向けてアクションを取ってくれる企業がパートナーとして必要となるのです。

5つのポイントから業者の社内体制や実績を見極めることが重要

では、最適なパートナーとなる業者選びのために、どのようなことがポイントになるのか、以下で解説していきたいと思います。

①クライアントの商品やサービス、顧客や見込み客の属性を知り尽くしてくれるのかどうか

コンテンツマーケティングで重要なのは、顧客にとって価値ある情報やコンテンツを提供できるかという点です。顧客のニーズ、悩みや課題を業者が理解できていなければ、企業からの一方的な情報発信になってしまい、顧客の共感を得られないために効果が全く上がらないという事態を引き起こしかねません。
それを避けるためには、最初から業界の専門知識が豊富な業者に依頼するのがベストなのですが、必ずしも条件に合う業者が見つけられるとは限りません。そういう時は、ある程度近い業界の実績が過去にあるかどうかで業者を選定するのも一つの手となります。

②目標に向かって計画を立ててくれるのか、それを実現するための体制が十分かどうか

コンテンツマーケティングでは、コンテンツの立ち上げから関わるのと、その途中から関わるのとでは、業者に求められる能力が大きく異なります。コンテンツの立ち上げの際は、戦略立案やキーワード選定から新規記事作成までトータルの仕事が求められます。
一方、コンテンツに途中から関わる場合は、ユーザー動向のデータ分析からコンテンツを修正・補足していく能力が求められます。それらの目標に対して、制作期間やコスト、制作方針を明確に提案できるかが業者選びのポイントとなります。当然、提案した内容をしっかりと実現できるのかも大きなポイント。

Webサイトの品質には、ヒアリングから納品まですべての工程を管理するWebディレクターのスキルが大きく影響します。そのため、業者に優秀なWebディレクターが所属しているのか確認しておく必要があります。
優秀なWebディレクターかどうかは、適切なコミュニケーションが取れるかどうかで見分けることができます。クライアントである企業はもちろんのこと、Webサイトを制作するスタッフやコンテンツの記事を執筆するライターなど現場の人間とも密な連携が取れるディレクターでなければ、良質なコンテンツを制作することはできません。
良質なコンテンツを作るためには、優秀な編集者も必要となります。コンテンツの質は編集者の力によるところが大きいので、編集者の過去の実績を確認しておくことも重要なポイントです。

③コンテンツはSEOに特化し過ぎた設計をせず、クライアントが伝えたいことをユーザー目線で設計できているか

コンテンツマーケティングでは、ユーザーが自発的にWebサイトを訪れるという過程を大事にできるかも重要です。
SEO対策でWebサイトをユーザーの目に留まるようにすることも大切ですが、テクニックに依存しすぎると、コンテンツ制作の自由度がなくなり、味気のないコンテンツになる傾向があります。ユーザーのニーズに応えられないWebサイトでは、一時的にユーザーを集客することはできても、そこから顧客へと育成することはできません。将来の顧客に向けて、クライアントが伝えたい情報をしっかりと伝えられるコンテンツが作れるのか見極めることが重要です。

④描いた計画が絵に描いた餅にならないように、毎月レポートを出してくれるかどうか

コンテンツマーケティングで成果を上げるためには、ある程度の期間が必要となりますが、Webサイトに訪れたユーザーの動向を分析することで、実際に効果が出ているのかを把握することができます。そして、そのようなデータを元にユーザーのニーズに合わせて、コンテンツの方向性を修正できるのがコンテンツマーケティングの強みでもあります。
しかし、自らの手間を惜しんで、月々のレポートを提供しない業者がパートナーでは、ユーザーのニーズに応えられているのかを把握することができず、先々の運営が難しくなってしまいます。毎月のレポートと、それに合わせた対策を提案できる業者を選べるかがポイントになります。

⑤マーケティングのPDCAを回せるほど十分な実績と体制を保有しているかどうか

コンテンツマーケティングでは、作成したコンテンツがそのまま資産として残るため、質の高いコンテンツを長期的かつ継続的に提供できるかが成否を分けるカギとなります。例え、立ち上げ当初に良質なコンテンツを揃えることができても、それが継続できなければマーケティングの効果は薄くなってしまいます。業者がWebサイトに訪れたユーザーの動向を分析しながら、長期的な視野を持ってPDCAサイクルを回せるのかどうかを見極める必要があります。業者の過去の実績を見れば一目瞭然です。短期間で閉鎖されたサイトはないのか、現在運営しているサイトの更新状況はどうなのかなどを確認して、実績十分な業者をパートナーに選ぶことが重要です。

コンバージョンまで見据えた設計・運営ができる業者を選ぶことが一番大切

コンテンツマーケティングの業者選びで重要なのは、クライアントの意図を理解した上で、Webサイトとコンテンツに係わるすべての工程の管理・運営ができるかどうかです。立派なコンテンツを作成しても、ユーザーが訪れなくては意味がありません。
コンテンツマーケティングで成果を上げるためには、ユーザーのコンバージョンを見据えたWebサイトの設計を行い、スピーディーにコンテンツを回せる体制で、クライアントをサポートできる業者を選ぶことが、一番に求められるのです。