世の中のオウンドメディアから魅力的なコンテンツをピックアップ。コンテンツ制作のノウハウを学び取る『幻冬舎式コンテンツ研究』。今回は新R25の「リボ払いは分割払いじゃなく、増えていく借金だった。 “27歳銀行マン”がハマった甘い罠」というコンテンツを取り上げたいと思います。

新R25は、株式会社サイバーエージェントのもと、株式会社Cyber Nowが運用しているオウンドメディアです。『20代ビジネスパーソンのバイブル』というサブタイトルの通り、社会・政治、経済・マネー、芸能・エンタメ、ライフスタイルなど、20代をターゲットにした幅広い情報を発信しています。

該当記事は、気付けばお金がなく、なかなか貯蓄ができないという27歳男性のケースを例に挙げ、お金の使い方を見直していく内容になっています。

それではこの記事の構成と狙いについてくわしく見てきましょう。

誤ったお金の使い方を指摘し、ユーザーの危機感を煽る


この記事では、まず最初に相談者である27歳男性の誤ったお金の使い方を指摘。

具体的には、「交際費や娯楽費の出費の割合が大きかったこと」「支払いのほとんどをカード払いにし、一部をリボ払いにしていること」が、お金が貯まらない原因であることをはっきりと指摘しています。

20代の男性であれば、ついつい遊興費にお金を費やしてしまったり、月々の支払額が少なくなるリボ払いを利用した経験がある人は多いのではないでしょうか。

この誰にでも起こり得ることを誤りだと指摘することで、多くのユーザーの危機感を煽り、この記事の問題が対岸の火事でないことを認識させています。

煽った危機感を解消するための解決策を提示する


ユーザーの危機感を煽った後には、それに対する解決策を提示しています。
この記事のケースで最も問題なのは、「身の丈以上のお金を使って、それをリボ払いで返済していること」です。
これに対する解決策として、カードを使えなくしてしまうこと、さらに、借金に3~5万円を上乗せして返済することで倹約生活を身に付け、借金返済後には、その金額を貯蓄に回すことも提案しています。

27歳男性のケースを例に挙げているものの、本当のターゲットは、その裏にいる同じような悩みを抱える多くのユーザーです。

単に借金をどう返済するかだけでなく、その先にある未来の貯蓄計画まで提示することで、そうした多くのユーザーの共感を得ているのだと思われます。

まとめ

  • 誰にでも起こり得るお金のトラブルを例に挙げ、ユーザーの危機感を煽っている。
  • 相談者のケースにおける解決策を提示しながらも、同じような境遇にある多くのユーザーに対してのメッセージを送っている。