今回はサバイブの「iDeCoとは|個人型確定拠出年金のわかりやすい図解とおすすめ商品」という記事をご紹介します。

サバイブは、セクシーモ株式会社が独自の切り口でお金に関する情報を発信しているマネー系オウンドメディアです。

このコンテンツ研究にも度々登場しているサバイブ。本日たまたま通勤中の電車の中で見かけたこの記事がとてもわかりやすく、思わず「私、iDeCoはじめるわ!」と、このサイトのターゲット層ドンピシャなアラサーOLであるところの筆者を、通勤の30数分間で決意させるほどの面白い記事でした。

そこで、あらためてご紹介させていただきたいと思います。

今回取り上げる記事では、個人型確定拠出年金「iDeCo」を徹底解剖。iDeCoの基本情報から、メリット、デメリット、運用していく上で選択すべきポイントなど細かに解説しています。

記事を書いているのは、レディオヘッドのアルバムを彷彿とさせるようなお名前の、ヤマザキOKコンピュータさん(以下、ヤマコン)。バンドマン兼投資家でもあり、筆者と同じ1988年生まれ。なるほど、同世代の方が執筆していることで、記事がより響いたのかもしれません。20代、30代のユーザーに響く点が多分に盛り込まれている印象です。

それでは早速、こちらの記事の魅力について考えてみたいと思います。

前半の会話文で記事の概要と読者のハートをキャッチ

2001年からスタートした個人型確定拠出年金「iDeCo」は、2017年1月から制約が緩和され、20歳以上60歳未満のサラリーマンから自営業、主婦や公務員まで利用できるようになった金融商品。すそ野が広がったことから、最近さらに注目されている資産運用の一つといえます。

一般的なサイトの記事では、冒頭から「iDeCoとは?」「iDeCoのメリット・デメリット」……などと章立てて、早速文章での丁寧な解説が入るところですが、この記事は違います。

記事は全体で前半後半に分かれており、ざっきー君というキャラクターと、投資家のヤマコンが会話方式でiDeCoの概要をカジュアルに紹介してくれるのです。

会話の形なので短時間で読んでスッと理解することができ、会話文を読み終わるころには、その軽快な語り口からすっかりその気に!

会話文の中には「iDeCo所得控除かんたん計算機」なるシミュレーターも組み込まれています。いくら積み立てると60歳までにはどのくらいの節税効果があるのかわかるようになっていて、思わず自分の節税効果を調べずにはいられません。

さらに、この時点でiDeCoを気になり始めた人がより詳細な情報を得られるよう、証券会社のサイトリンクも貼られています。なんともスマートなお誘いではありませんか。

 

イラストや図、表をふんだんに用いた構成で読み手を離脱させない

前半の会話文を読み終わり、ふう面白かった、とブラウザを閉じようとしたとき気がつきました。そう、会話文だけでも満足度の高い情報量なのに、さらにしっかりとした解説が、後半に続いていたのです!

後半の解説は堅苦しい文章は一切なく、本文の間にはヤマコンとざっきー君の掛け合いやイラスト、図、表などが数多く用いられており、飽きずに読み進めることができます。まともに文章だけで読めば眠気がやってくるであろうややこしい金融情報を、あの手この手で「続きが読みたい!」と感じる面白さを伴って伝えてくれているところがさすがです。

何と言っても感嘆すべきは、その豊富な情報量! しかも、イラストや図は1点や2点ではないのです。このコンテンツができるまでに、一体どれだけの手間暇がかかっているのでしょうか。それを想像しただけで、軽く目眩と尊敬の念が湧いてきます。

下手をしたら、難しくて離脱してしまいそうな記事のあらゆるところに工夫が凝らされ、初心者でも最後まで面白く、飽きることなく読み進めることができました。

脱力感のあるゆる可愛いイラストや語り口が、一見お堅く感じる金融商品についての心の壁を取り払い、iDeCoをより親しみやすく、身近に感じさせる演出効果をもたらしています。読み終わるころには、会社のある北参道駅に到着。とても充実した時間だったなぁと胸を弾ませ、降車駅で筆者はブラウザを閉じたのでした。

まとめ

  • 会話方式でわかりやすく概要を説明する前編と、iDeCoについて深掘りする後半の説明記事とに分かれており、読者を飽きさせずユーザー満足度の高い記事になっている。
  • 実用的なマネー情報をイラストや図表などをふんだんに使うことで飽きさせず、堅い説明になりがちな金融情報を親しみやすくし、理解のハードルを下げている。