おかねの小槌

注目のメディアから良質な記事を発見し、コンテンツ作りのノウハウを研究する「幻冬舎式コンテンツ研究」。今回はおかねの小槌の「40代から始める!老後の不安や心配をなくす老後資金作り実践ガイド」をご紹介します。

おかねの小槌は、資産運用のプランニングや保険のコンサルティングを行う有限会社ライフドアーズが運営する、資産運用の「初心者」に向けて情報を発信するオウンドメディアです。この記事は、常に“わかりやすい”セミナーをモットーに全国で講演を行っている、有限会社ライフドアーズの代表自らが執筆しており、記事の中でもわかりやすさをアピールすることで、ユーザーの信頼感を高め、無料セミナーや相談会へのコンバージョンを狙っているのだと推測されます。

講演の経験を活かした優しく丁寧な解説でユーザーの理解を積み重ね、信頼を獲得する

おかねの小槌

まず、この記事の特徴は、講演の技術や経験が活かされた記事構成になっている点です。全国で多くの講演をこなしている代表の執筆した記事らしく、講演でのテクニックが反映された記事になっています。専門的な言葉は使わずに、とにかく優しく丁寧な解説になっているのがポイントです。

「老後の心配をなくしたい!」という最初の一文で大きく興味を引き、ユーザーに優しく語り掛けるような導入から、この記事は始まります。そして、太文字、赤字、そして具体的な数字を駆使することで、ユーザーの理解を少しずつ積み重ねていきます。

加えて、ユーザーへの問いかけや、内容の肯定・否定をバランスよく記事に散りばめることで、ユーザーの興味を持続し、最後にユーザーの行動を促します。これにより、記事を最後まで読んだユーザーは内容に納得し、無料セミナーや相談会へのコンバージョンに自然と流れるというわけです。

ユーザーのサイトにおける行動をよく分析した導線設計になっている

また、記事内の導線設計がしっかりしているのも、この記事の特徴です。コンバージョンポイントは導入部前後の「セミナー申し込み」と、記事の最後の「無料相談の申し込み」でそれほど多いわけではありません。一方で、記事内には関連記事へのリンクが、「インフレの詳細はこちらの記事を読んでみてください。」というような一文を添えて用意されています。

ユーザーにサイトを回遊させることで、資産運用への関心を高め、自社へのコンバージョンに近づける狙いがあるのだと思われます。そのため、ユーザーが複数の記事を閲覧した際に、セミナーや相談会への勧誘がしつこいと思われないように、最低限のコンバージョンポイントに抑えているのだと見られます。

ユーザー心理をよく分析し、ユーザーへの押し引きが計算されたサイトの作りになっていると言えるでしょう。

まとめ

  • 全国で講演を重ねる自社の代表の経験を活かした、優しく丁寧な解説により、ユーザーの理解を積み重ね、記事への信頼を高めている
  • コンバージョンポイントや関連記事へのリンクなど、ユーザーの行動をよく分析した配置になっており、卒なくユーザーをコンバージョンへと導いている