今回はばねにまつわる企業の取り組みに関する情報を発信するオウンドメディア「ばね探訪」をご紹介します。

「ばね探訪」は、ばね制作の専業メーカーである東海バネ工業株式会社が運営する、自社のばねの導入事例とそれを導入した企業の取り組みに関するコンテンツを発信しているオウンドメディアです。
東海バネ工業株式会社では、ばねの「完全受注・単品生産」をコア・コンピタンスに掲げ、金属ばねの設計・製造・販売を行っています。
自社の完全受注のばねがどのような場面で使用されているのかを伝えることで、ユーザーの信頼を獲得し、自社のばねの販売拡大につなげる目的があるのだと推測されます。

では、このサイトがどのようなコンテンツでユーザーの信頼を獲得し、自社製品の販売拡大につなげているのか、次の2つの点に注目して見ていきたいと思います。

あえてコンテンツを導入事例に絞り込むことで、自社製品の販売拡大につなげる

このサイトは、自社製品の導入事例というコンテンツのみで構成されているのが特長です。完全受注・単品生産という自社の持つ強みを最大限にアピールするために、余計なコンテンツを一切用意することなく、導入事例のみで自社製品のよさを伝えています。
普通ならリスクの大きいサイトの作りですが、サイトのターゲットを完全受注・単品生産のばねを求めるユーザーに絞り込むことで、自社製品の販売拡大につなげやすくしているのだと思われます。

企業の裏側や熱い想いを伝えるコンテンツで、ユーザーの信頼を獲得している

 また、一つひとつの導入事例が連載形式になっているのが特長的です。
一般的に導入事例といえば、どのような場面に導入されたのか、それによりどのような悩みや課題を解決できたのかを端的に伝えるものがほとんどですが、このサイトの場合は、導入事例というよりは、企業の課題の解決を追うドキュメンタリーのようなコンテンツになっています。
ものづくりに携わる企業の裏側や熱い想いを知ることができ、読み物としても非常に質の高いものとなっています。
こうした、熱意を感じるコンテンツを公開することで、相手企業の悩みや課題を解決するために自社がどれだけ真摯な態度で取り組むかを印象付け、ユーザーの信頼を獲得しているのだと見られます。

まとめ

  • サイトのコンテンツをあえて導入事例のみにすることで、ターゲットを絞り込み、自社製品の販売拡大につなげやすくしている
  • コンテンツは連載形式で、相手企業の裏側や熱い想いをしっかりと伝えるものになっているため、自社製品の製造販売に対する真摯な態度を印象付ける。これにより、ユーザーの信頼を獲得している