本日はロコモーションシンドロームの啓発のための情報を発信しているオウンドメディア「ロコモ チャレンジ!」について取り上げます。

ロコモ チャレンジ!」は公益社団法人日本整形外科学会株式会社博報堂が運営する、ロコモティブシンドロームについて生活者、社会、医療の3つの視点から情報を発信するオウンドメディアです。

ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)とは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のことを言います。高齢者が老化によってかかることが多く、進行すると介護が必要となるリスクが高くなるため、超高齢社会となっている日本においては深刻な問題であると言えます。

この問題に真剣に取り組んでいるのが、日本整形外科学会です。日本整形外科学会はロコモを高齢者だけの問題とせず、医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマだと考え、ロコモを広く啓発し、ロコモに負けない社会を作るために「ロコモ チャレンジ!協議会」を立ち上げました。その活動の一環として、当サイトを開設し、基礎知識などのコンテンツの発信や、各種イベントの開催などを手掛けています。

では、「ロコモ チャレンジ!」のコンテンツには、具体的にどんな特長があるのでしょうか。次の2つのポイントに注目したいと思います。

診断テストへ誘導するための導線をしっかりとわかりやすく作っている

まず、「ロコモ チャレンジ!」で目を引くのが、カラフルなイラストが多く、柔らかな印象を受ける点です。ロコモという症状が一体どんなものなのか、まずは興味を持ってもらうことを重視した作りになっていると推測されます。

『ロコモ』を知ろう」というコンテンツでは、ロコモに関する情報がキーワードを追って順に理解できるようになっており、最終的には、「まずは自分を知ることから!」と「ロコモ度テスト」を試してみようと思わせる導線が出来上がっています。ロコモ度テストの内容も図解が多くわかりやすく説明し、ガイドムービーも用意することで、サイトを訪れたユーザーがテストを試すための心理的ハードルを下げているのが特長です。

講演会など活動を紹介し、ユーザー自身に興味を持たせることで、参加を促している

みんなのロコモ チャレンジ!」というコンテンツでは、ロコモの正しい予防啓発を促進する日本整形外科学会の専門医である「ロコモアドバイスドクター」の活動レポートが紹介されています。全国で開催された講演会や体操教室、健康塾などの様子を伝えることで、ユーザーの参加を促しています。サイト内では、そうした活動を行うロコモアドバイスドクターを、活動する都道府県や名前の頭文字から検索することができるようになっています。

他にも、サイトのトップ画面には「ロコモ活動マップ」というコンテンツが用意されており、興味を持ったユーザーが自分の暮らす地域でどのような活動が行われているのか知ることができるようになっています。サイトを訪れたユーザーにロコモの活動に参加してみたいと気持ちを促す作りになっているのが特長です。

ロコモの自覚症状を感じた方がロコモについての知識を得て、さらにイベントなどに興味を持ち、参加をすることで、ロコモの予防にもつながる。「ロコモ チャレンジ!」のコンテンツには、ユーザーを動かすための仕掛けや導線が、そのままユーザーの疾病予防につながるという意図が施されているのです。

まとめ

  • 「ロコモ度テスト」に誘導するための導線がしっかりとわかりやすく作られている
  • 「ロコモアドバイスドクター」の活動を紹介し、ユーザーに活動への興味を持たせた上で、活動の検索方法を複数用意することで、活動への参加を促している