本日は腎臓病・透析についてのコンテンツを発信するオウンドメディア「じんラボ」について取り上げます。

じんラボ一般社団法人ペイシェントフッドが運営している、腎臓病や透析治療に関わるすべての人のために情報を発信しているオウンドメディアです。

腎臓病、特に慢性腎臓病は、一度かかってしまうと治ることはなく、いつか腎臓機能が低下して透析治療を始めなければならなくなります。透析治療の開始を遅らせるためには、食事制限や運動療法などで、生活上のさまざまな制限を受けることになりますし、透析治療が始まってからは、週3回・4時間ずつの治療(一般的な治療の回数と時間)をずっと続けていかなければなりません。激痛などはなくとも、つらく苦しい闘病生活には違いなく、患者は満足な就労もできず、社会から孤立しがちになります。

ペイシェントフッド代表理事の宿野部氏は、自身が幼少期から腎臓を患っていたこともあり、また大手電機メーカーの人事部で多くの社員が病気や介護によって泣く泣く退職する姿を見てきたことで、福祉の仕事に就きたいという思いが高まり、じんラボを開設しました。その思いを活かすように、じんラボは単に腎臓病や透析治療の知識を発信するオウンドメディアにとどまらず、「腎臓病や透析治療に関わるすべての人のため」になる、さまざまなコンテンツを提供しています。

では、じんラボのコンテンツにはどんな特長があるのでしょうか。
次の3つのポイントに注目したいと思います。

透析患者の就労事例や就労への考えを紹介して患者を支援している

じんラボのナビゲーションで最初のカテゴリーとなっているのが「世渡りナビ」です。ここでは、患者の就労支援を目的に、実際の就労事例や、就労に関する考え方を記事にして発信しています。また、ペイシェントフッドは就労支援の取り組みを行っており、その紹介もしています。透析患者にとってとても難しい就労問題を解決することが、患者の社会からの孤立化を防ぐ大きな一歩になるため、このカテゴリーに力を入れていることがわかります。

最新の研究などニュース性の高い情報を発信している


次に注目したいのが、「生き活きナビ」のカテゴリーです。こちらのカテゴリーでは、再生医療などの最新の研究や、さまざまな専門家が取り組む治療法についての情報を発信しています。
じんラボは基礎知識も充実しているのですが、こうした最新情報も発信することで、常に患者の利益になるコンテンツを提供し続けています。

記事についた書き込み機能や掲示板コーナーでユーザーとのコミュニケーションを大事にしている


じんラボの大きな特長のひとつが、記事にコメントが書き込める機能と、「しゃべルーム」という掲示板カテゴリーです。こうしてユーザーと運営者、ひいては患者と医療従事者がコミュニケーションをとれる機能を活用し、患者の孤立化を防いでいるのです。
宿野部氏は、患者だけでなく医療従事者を含む、病気に関わるすべての人が幸せになるようにとの思いを込めて活動しています。こうした思いが伝わるサイト設計によって、関係者を結びつける活動を、じんラボによって実現しているのです。

まとめ

  • 活動の目的である患者の就労支援のためのコンテンツを最上位に置いている
  • 最新の研究など、ニュース性の高いコンテンツを発信して患者の利益を最大化している
  • 病気に関わるすべての人とのコミュニケーションを大事にしている