本日はコーポレートサイトでありながらオウンドメディアとしての機能を持つ「コカ・コーラジャーニー」について取り上げます。

「コカ・コーラジャーニー」は、日本コカ・コーラ株式会社のコーポレートサイトです。
製品情報や企業情報、CSRの取り組みなどが発信されていますが、同時に「ストーリー」というカテゴリーでは、「コカ・コーラライターチーム」による、さまざま切り口でコカ・コーラと関連する出来事の情報がコラムとなり発信されています。つまり、コーポレートサイトでありながら、オウンドメディアとしてユーザーにクリエイティブな情報を発信しているメディアなのです。
「コカ・コーラジャーニー」をコカ・コーラ社が作ろうとしたのは、コーポレートサイトからの情報発信はファンに届かないと気づいたことからでした。そこでコンテンツマーケティングを始めようとするのですが、それをコーポレートサイトでやってしまうところが、マーケティングに強いコカ・コーラ社らしいと言えるかもしれません。
では、コカ・コーラ社はどんなコンテンツを発信しているのでしょうか。

ファンをとにかく大事にしている


コカ・コーラに関係するあらゆるコンテンツが発信されている「ストーリー」は、タイトルのほとんどにコカ・コーラの文字が入り、ともすればしつこく感じてしまうかもしれません。しかし、そこから感じるのは自社への愛と、何よりもコカ・コーラを愛するファンへの愛です。コカ・コーラはすでに数多くのファンがいる製品であり会社です。新たにファンを獲得するよりも、今のファンをこそ大事にすることで、コカ・コーラのブランディングを行っているのです。コカ・コーラだからこそできる芸当でありつつ、こうした取り組みを新たにオウンドメディアを作って行うのではなく、コーポレートサイトでやってしまうところは、見習うべきかもしれません。

企業としての報告もコンテンツ風に仕上げている


サステナビリティというカテゴリーの入ると、まず目につくが、写真とイラストを合成した遊び心のあるビジュアルです。
サステナビリティとは持続可能性の意味で、すなわち企業が取り組む社会的貢献(CSR)の報告を行っているカテゴリーです。こうしたお堅いはずの記事を遊び心のあるコンテンツとしてトップで見せているのは、メディアとしてのサイトの意義を理解して、トーンを合わせているのです。また、そうすることで記事を読む人が一人でも増えれば、コカ・コーラのブランディングにも一役買うことにもつながるのです。

まとめ

  • あらゆるコンテンツの発信はファンを大事にするために作られている
  • お堅い報告もコンテンツ風に見せることで、ブランディングに貢献している