本日はありふれたECサイトから大人気オウンドメディアに成長を遂げた「北欧、暮らしの道具店」について取り上げます。

「北欧、暮らしの道具店」は、代表の青木耕平氏が実妹と立ち上げた株式会社クラシコムが運営する、ごくごく普通のECサイトでした。順調に売り上げを伸ばし、3年が経過するころには月商1,000万円に達したそうです。しかし、その一方で販促費と広告費は売り上げの15%にものぼり、従来のプロモーション方法に限界を感じていました。

そこで青木氏が考えたのが「急成長を続けながらも、販促費や広告費を限りなくゼロに近づけられないか」ということで、それを達成するための手段として選ばれたのが、「ECサイトのオウンドメディア化」だったのです。

それでは、「北欧暮らしの道具店」がオウンドメディアとして成功を収めている理由を紐解いていきましょう。

とにかくコンテンツを発信し続ける


「北欧、暮らしの道具店」を見ていて驚かされるのが、そのコンテンツ多さです。2017年3月時点でGoogleにインデックスされているページ数は、全体で約32,000ページ。そのうち読み物系の記事は、約18,900ページにものぼります。ECサイトでありながら、このコンテンツ量は驚異的です。

現在でも商品ページは月間30ページ程度、メルマガは週4回、商品ページ以外のコンテンツも毎日4、5エントリー投稿しています。
こうしたコンテンツを発信し続ける姿勢こそが、現在の成功を産み出した要因の一つと言えるでしょう。

コンテンツありきの商品選び


「北欧、暮らしの道具店」では、一風変わった商品の仕入れをしています。通常は仕入れた商品に合わせてコンテンツを作るのが自然な流れですが、よりよいコンテンツを作るために、コンテンツの編集方針に合わせて商品を仕入れているそうです。

ですから、ネタだしやテーマに困ることなく、毎月たくさんのコンテンツを作ることができるのです。

スタッフ全員が運営に携わっている


さらに驚くべきは、ほとんどのスタッフが何らかの形でコンテンツ制作に携わっているという点です。ライティングやスタイリング、写真撮影編集などのオウンドメディア運営に必要な能力の実技テストを経てスタッフを採用するという徹底ぶり。
こうして採用されたスタッフが日々コンテンツ制作に当たっているというわけです。ここまでコンテンツ制作に注力しているECサイトは他にはないでしょう。

まとめ

  • 良質なコンテンツを大量に発信し続けている
  • コンテンツ制作を前提とした商品の仕入れを行っている
  • スタッフ全員がコンテンツ制作に関わっている