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2017年9月22日

AIライターの進出に備えて人間ライターが半年に1回読み返す心得5つ

高い学習能力を持ち、人間に近い知性を獲得しようとする人工知能(=AI)が連日ニュースをにぎわせ、どの業界でもAIの導入や、AIを活用したビジネスについて議論が進められています。
実際、AIの導入を開始している企業もあります。

 

ユニクロが顧客に向けて商品を提案するコンシェルジュサービス “UNIQLO IQ”導入したり、米・マイクロソフト社が人工知能専門研究ラボ「Microsoft Research AI(MSR AI)」の設立を発表したりするなど、世間の注目を集めています。
多くの職業がいずれAIにとって代わられるのではと予想される中、ライティング業務においてもAIが進出し始めています。
2016年のリオデジャネイロ五輪はで、米・ワシントンポスト社がAI記者を投入して短い文章作成にあたらせ、人間との分業を図りました。国内では、Webニュースサイト・BITAデジマラボがライティングツール・Articooloをロボット記者として採用。また電通ではAIコピーライター「AICO」を開発して、実際に2万個のコピーを作成させました。
そのような状況の中、自分の仕事がいつかAIに奪われるのではと不安をおぼえるライターも多いでしょう。
ですが、ライターにとって考えるべきは、対AIではなく、対人間で、競うべきはいつも人間だという認識が必要ではないかと思います。

 

優秀なライターを思い浮かべたときに、彼らがAIにとって代わられるような未来は考えにくいのです。それはライティングスキルとはまた違う、総合的なものを含めてライターという職業が成り立っているからであると確信しています。
人間ライターとして、半年に一回程度、自身に問いかけたほうがいいことを下記に挙げます。自身の書いた記事やライターのあり方について考えるきっかけになれば幸いです。

①書いた文章が、読者の時間を使わせるに値すると自負できるか

自分の書いた文章が、人に熱心に読まれるにせよ、暇つぶしに読まれるにせよ、人の貴重な時間の上に文章は成り立つことを意識しているでしょうか。
高尚な内容でも、無味乾燥な文章でも、下世話なものでも、内容は全く関係ありません。人の時間を使わせるのに足りる文章は、責任が持てる文章だということです。
最低限、誤字脱字がないこと、データが正しいことに自信があるかを確認してください。
締め切りはあるでしょうが、文章をアップする前、文章を提出する前に再度見直して間違いを探してください。

その上で、本当に伝えたいことを伝えるのに、これがベストの表現なのか、上から下まで目を通して、自身の血の通った文章になっているかを確認してください。

②常にアウトプットしているか

仕事で文章を書くことと同様に、さまざまな場所で文章を世の中に出していってください。
言われなくても既に実践している方が多いでしょうが、まだであればぜひ、今後挑戦してください。
クラウドソーシングやNaverまとめ、Twitter、Pixivなど、発表場所はいくつもあります。自分の文章を試してレスポンスをもらいましょう。
そうすれば比較対象として自分のレベルがまだまだであることを認識して違う努力の方法を考え始めたり、もしくは自身のレベルの高さを知り、さらなる飛躍を考えたりするきっかけになるでしょう。

また「こういうものを書きたい」「こういうものが書ける」と企画にし、提案できれば最
高です。

③先鋭の意識で分からないものを書こうとしているか、ギリギリを攻めているか

ライターを含め、クリエイターは常に世の中にない新しいものを作り出す意欲がなければなりません。
そのためには、自身の既知のものを書き続けるのではなく、自身の得意分野から飛び出して、知らないことも勇気を持って書く必要があります。
時には検索エンジンが探し出せないような情報を入手して、それを検索エンジンに新しく与えるような取り組みはできているかを見直してください。
そのためには、外に出て疑問に思うことを見つけ、情報収集に励んでください。自身が最先端になり、流行を生み出すくらいの意識で書いていきましょう。

④情熱のある文章か(より人間的でいられているか)

書く対象に対して確信できている文章は、その熱量が読者に伝わるものです。
仕事で書かなければならないとしても、できる限り納得できる材料を揃えましょう。
クライアントがいる場合は、その人のためになる文章を書けているかを見直しましょう。
これを実現するには、対象に近づくことが必要です。わからないことは許す限り調べ上げたり、質問をしたりしましょう。
その過程を経て、自身が書く対象を愛することできれば、読者により深く理解される文章を書くことができます。

⑤周りを上げていく仕事はできているか

冒頭で、考えるべきは対人間という話をしました。
どんな立場でも、考えるべきは対人間の付き合いです。
ライティングの仕事をする中で、相手と一緒に仕事を作り上げていくような意識を持ちましょう。
もし仕事相手にその意識がなく、単にライティングツールの一種としか見ないような相手であれば、相手の認識不足を指摘する労力をかけなければなりません。
もしくはその相手との付き合い方を考え直しましょう。

ライティングの仕事をする中では、依頼主の望みを知り、また自身の望みを伝えていく必要があります。相手にとって自分自身がどんな存在なのかを認識し、自身の性質に合わせて、相手に対してどのような形で貢献できるのかを考えることが重要です。

Web業界において、コンテンツの重要性は共通の認識となっています。コラムコンテンツは、読者の貴重な時間を使う身近なコンテンツであり、誰かの人生を豊かにする一助になります。
コンテンツのクオリティアップを意識するのみならず、仕事相手にとっての自身の価値を含めて考えていくことが、AIに代わられることのない仕事人への近道であるといえます。

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