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2017年8月7日

はじめてWebサイトを企画・制作する人のための4つのフローまとめ

Webデザイナーの仕事は多岐に渡ります。Webサイト設計やコンテンツ制作、LP(ランディングページ)制作、バナー制作などの業務があり、これらを成功に導くには「デザイン企画」のスキルが求められます。

本コラムでは、はじめてWebサイトのページ制作を企画・制作する方向けに企画制作フローを解説します。

Webサイト企画・制作フロー①ページの制作目的を確認する

「ECサイトに新商品の紹介ページをつくるから、デザインの企画案を出して」

――このような依頼を受けて、デザイン企画を立案すると想定します。

最初にすべきことは、「新商品を購入したユーザーにどんな価値を与えられるのか」を考えることです。

「新商品を使って悩み事を解決してほしい」「新商品をきっかけにECサイトの利便性を知ってほしい」「新商品を使うことで日々の暮らしをアップデートしてほしい」……など、具体的に考えてみてください。

それが紹介ページの制作目的となり、デザインの軸になります。

Webサイト企画・制作フロー②ページのターゲットを設定する

次に、紹介ページを訪れるユーザーの中から「主要ターゲット」を決定します。

あなたが制作するページが価値を提供する相手の属性、ライフスタイル、嗜好がわかれば、その人が好む色やキャッチコピー、レイアウトなどのデザインイメージが見えてきます。
ターゲットを決める際は、以下の3つの項目を明確にしましょう。

①属性…性別、年齢、家族構成、居住地、職業、学歴、収入
②興味関心…趣味、休日の過ごし方、好きなTV番組・雑誌・旅行先、よく買い物をする店
③リテラシー…新商品の属する市場に詳しい・詳しくない、新商品への興味関心が強い・無関心

特に、リテラシーの確認には注意しましょう。新商品に詳しい・関心の強い層を狙って囲い込みを図るのか、詳しくない・関心が薄い層に認知させて新規開拓を図るのか、その選択によってWebサイトの要素は大きく異なります。

Webサイト企画・制作フロー③商品の訴求ポイントを洗い出す

ターゲットを設定したら、商品の訴求ポイントを洗い出しましょう。

訴求ポイントは、Webサイト構成を決める重要な要素です。複数のパターンを想定し、最良のものを選びましょう。まずは、新商品のメリットを書き出します。

例えば、パッケージがかっこいい、持ち運びしやすい、価格が安い、使い方が簡単、多機能、バリエーション豊か、希少価値がある、産地や工程にこだわっている……などたくさんの要素があるはずです。

これがターゲットのリテラシー「新商品に詳しい・関心の強い層」と、「詳しくない・関心が薄い層」のどちらに当てはまるか考えます。

①新商品に詳しい・関心の強い層
⇒多機能、バリエーション豊か、希少価値がある、産地や工程にこだわっている

②詳しくない・関心が薄い層
⇒パッケージがかっこいい、持ち運びしやすい、価格が安い、使い方が簡単

おおよそこのような組み合わせに収まるのではないでしょうか。新商品の見た目や価格だけでは、①の層に購入してもらう動機付けとしては不十分です。②の層は機能性や細部のこだわりまで気づきませんから、パッケージや費用面に購入するきっかけを設けるべきです。

Webデザイナーはこれらを際立たせる構成案を企画しましょう。

Webサイト企画・制作フロー④デザインラフを作成する

今までみてきた以下の3つの要件をまとめ、デザインラフとともに企画案として提案してみましょう。

①ユーザーに提供できる価値
②ターゲットのライフスタイル、嗜好、リテラシー
③商品の訴求ポイント

要件とともに提出するデザインラフは、大まかなコンテンツの配置とデザインをまとめた、イメージマップのようなものです。企画の要件を反映させた完成型を描けているか、確認することが目的です。一般的には、手書きやアプリケーションを活用して作成します。

ラフに必要な要素は、コンテンツ(写真、図、テキスト)とコンバージョンポイント(バナー、ボタン、フォームなど)です。コンテンツのレイアウトは、先述した3つの要件をベースに作成しますが、迷ったらレイアウトのデザインテンプレートを活用しても良いでしょう。

レスポンシブ化(さまざまなデバイスに合わせてレイアウトやサイズを調整すること)も加味した便利なレイアウトが揃っています。要素とレイアウトを決めたら、強調する部分を1~2点に絞り、書体や装飾、色味、質感を加えていきます。

近年は、シンプルで見やすいデザインが主流になっていますから、余白を十分にとり、不要な箇所を削っていく「引き算」型のデザインをおすすめします。

まとめ

Webサイト企画を担当することになったらまず、①ユーザーに提供できる価値、②ターゲットのライフスタイル・嗜好・リテラシー③商品の訴求ポイントの3点を明確にし、Webサイトイメージを描いた上で共有します。

上記の3点が明確になっていることで、成果を出しやすいページづくりが達成できるだけでなく、上司や同僚からの意見をもらいやすくなります。

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