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2017年7月11日

最速で上席を説得できる Webサイトリニューアル企画書のポイント7

自社コーポレートサイトの月間閲覧数は微々たるもので、サイト経由のコンバージョン(問い合わせ)はほとんどない――そんな“名刺代わり”のコーポレートサイトを成果の出るサイトにリニューアルするためには、社内の決裁を得られる企画書が必要になります。アイデア企画書の構成には、決まったフォーマットは存在しませんが、一般的に企画時点で決めておくべき項目は存在します。
本コラムでは、その中から、Webサイトリニューアルにおける社内提案用企画書作成のポイントとして、特に必要と思われる項目をピックアップしてご紹介します。

企画書作成のポイント①企画の目的と課題の確認

企画の背景となる、Webサイトリニューアルの目的と現状の課題を炙り出します。
企画者であるあなたと決裁者の認識をすり合わせる意味で重要なポイントです。この部分で合意しないまま検討を進めると、根本的な認識のズレがいずれは大幅な乖離を生むことになり、企画が成り立たなくなってしまいます。

企画書作成のポイント②ターゲットユーザーの設定

Webサイトに呼び込みたいターゲットユーザーの属性と、そのターゲットが達成すべき目標を設定します。
ターゲットの年齢や性別、職業、役職、趣味嗜好を細かく設定し、ターゲットがWebサイトを訪れた際に訴求するべきポイントを検討しましょう。ターゲットは、可能な限り具体的に定めます。
例えば「20代前半の女性」という大まかな設定では、具体的なターゲット設定にはなっていません。どのような人物なのか、連想できるところまで落とし込むことが重要です。

企画書作成のポイント③導線プランの作成

導線とは文字通り「ターゲットをコンバージョンへと導く流れ」のことです。
例えば商品を販売するWebサイトの場合は、その商品を購入する顧客がターゲットとなるユーザーであり、「商品を購入する」というアクションをとるタイミングがコンバージョンポイントとなります。コンバージョンポイントは1つではなく、複数設定をする場合もあります。コンバージョンポイントの種類も、資料請求や問い合わせ、商品購入、個別相談申し込み、セミナー参加など、会社の商材・サービスによってさまざまです。

企画書作成のポイント④コンテンツ概要

Webサイトコンテンツの概要をまとめます。
会社概要やサービス説明、よくある質問などの基本的なコンテンツをはじめ、自社のWebマーケティングにおいて必要なコンテンツのおおまかな内容とそれらの配置、デザインイメージを用意します。

企画書作成のポイント⑤サイト構造を伝えるサイトマップの作成

各ページ単位のサイト構造をわかりやすくまとめます。
まとめ方として、サイトツリーと呼ばれる構造図がよく用いられます。各画面の関係性を紐づけ、完成形のイメージを社内で共有しましょう。

企画書作成のポイント⑥サイト構築にかかる概算見積もりの作成

Webサイト構築に必要な費用の概算見積もりを取りまとめます。
フレーム構築やコンテンツメイキングなど工程ごとに人員ベース(1人工<にんく>でいくらかかるのか)で提示する場合と、コンテンツベース(1ページいくらかかるのか)で提示する場合の大きく分けて2つのパターンが存在します。
社内で共有するにあたり、伝わりやすい方法を選んで記載します。

企画書作成のポイント⑦サイト構築から公開までの概算スケジュールの策定

社内共有後に決裁が下りてから、最短で進行した場合の想定スケジュールをまとめます。
WBS(Work Breakdown Structure)と呼ばれるガントチャート形式のプロジェクト管理シートベースで細かく提示する場合もあります。最低限の要素として、構築開始後の詳細設計期間、コンテンツ用原稿や写真などのクリエイティブの素材を手配する期間、社内や外部の技術者を起用して構築を進める実制作期間、テストサイトのアップタイミング、テスト環境で動作確認などを検証する期間、Webサイトをインターネット上に公開する本番化のタイミング、サイト公開後の本番環境下での動作検証期間、公開対応完了日を盛り込みます。
決裁権者が検討を進めるにあたっても、企画の流れが見えなければ不安を感じてしまうものです。スケジュールを提示することで、安心感を与えましょう。

最後に

企画書は、あくまでプレゼンテーションを前提とした資料です。
口頭で説明した方が伝わりやすいポイントは、あえて資料には記載しない場合がいい場合もあります。プレゼン前に資料を配布してしまうと、参加者がプレゼンの進行を無視して資料を読み進めてしまうことがあるため、あえて事前に資料を配布しないこと、聞き手がプレゼンの進行を追いやすいように、ページナンバーをわかりやすく大きめに入れておくことも、地味ながら重要なポイントです。

時間と労力をかけてまとめた企画書です。企画を通すためにはどのように進行すればいいのか、決裁のキーマンは誰なのか、企画書作成だけではなく、プレゼンに向けての戦略も練るようにしましょう。

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