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2017年8月7日

“リスティング広告”と“SEO”それぞれの特性と共通点

企業のWEB担当や、マーケティング部に配属になったあなた。多くの広告関係者と接する中で、当たり前のように “リスティング広告” “SEO”といった言葉を耳にしていることでしょう。

もしかすると、「それ、よく聞くけどそんなに重要なの?」「何か慣れないな……」と疑問に思われているかもしれません。

実は“リスティング広告” “SEO”、両者ともターゲットとする人に自社サイトを見てもらい、サイトの目的(お問い合わせ、購買など)を達成してもらうために欠かせない基本的な手段なのです。

その2つを知り、違いをマスターすれば、社員の方々の思いが詰まったWebサイトを、ターゲットとする多くの方に届けることが可能になります。

“リスティング広告”、“SEO”。それぞれを解説する前に、二つの切っても切れない関係について説明しておきましょう。

二つは同じ目的を持つ好敵手

リスティング広告とSEO、両者はSEM(search engine marketing)という、検索広告マーケティングに分類されます。検索エンジン経由でWebサイトへの来訪者を増やす、来訪者を増やして彼らから得る利益を増やしていくものです。
ユーザーの検索ニーズに的確に応えた場合、検索結果の上位という、利用者の目に触れやすい場所に位置して、クリックを誘導します。
リスティング広告は広告料を支払うことによって、SEOはコンテンツの充実やリンクを得ることなどによって検索上位を狙い、ターゲットとするユーザーにクリックしてもらうことを目的にしています。
SEOとリスティング広告は、それぞれ立場は違えど、同じ目的を達成しようとする好敵手のような関係性をもっています。

次に、二つの用語の解説と、その違いについて詳しく見ていきましょう。

リスティング広告は、効き目が早い

リスティング広告は、検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されます。Yahoo!JAPANやGoogleといった大手検索エンジンは、上部と右部の欄がリスティング広告欄として確保され、販売されています。

検索した人にとって非常に目立つ位置にあるため、クリックもされやすく、その効果もすぐに期待できます。最適な広告を打つことで、効果を最大化することができるのです。

また、クリックされるごとに、検索エンジン運営会社に広告料が支払われ、CPAを計測できるため、リスティング広告のコスト管理ができるようになります。

※CPA…顧客1人を獲得するのにかかったコストのこと

SEOは評価を積み上げて上位を狙う

SEOは、「Search Engine Optimization」の略称です。クリックすると広告料が発生するリスティング広告とは違って、広告料は発生せず、またその手法は下記の4点に集約できます。

①上位表示したいキーワードを決める
ターゲットは誰で、どんなキーワードだと成果に貢献するかを考える。

②キーワードに対応するコンテンツを決める
売りになる内容、競合になる会社は何かを考えて、それに沿ったサイトを構築する。

③被リンクを集め、評価を高める
そのコンテンツが重要なサイトからリンクされ、多くの人の目にとまるようにする。

④検索エンジンに伝わるように、サイトをチューニングする
重要なHPであると検索エンジンに認識してもらえるように、各SEO資産を無駄なく検索エンジンに伝える。

上記4つの施策により、検索エンジンからの評価を積み上げて検索上位に上っていくことを目指します。
SEO開始後すぐにその効果がリスティング広告の効果に及ぶことはありませんが、やがてその効果を追い越すことができます。

効果的なSEOの手法の一つが、③に挙げた、被リンクを集めて評価を集めることです。
実はこれまでSEOの効果的なやり方として、リンクの獲得のために人工的にサイトを作り、そこからのリンクをもらうという行為が一般的に行われていました。

しかしここ数年で検索エンジンの質が向上し、人工サイトのリンクによるSEO時代は終焉を迎え、現在では、いかにまっとうなコンテンツを作り、自発的にリンクを張られるかが重要視されるようになってきました。

また、無料でトラフィックを獲得することにより、利用者の通信回線の利用状況を調査できます。つまりリスティング広告と同様に、その情報からマーケティングの指標を得ることもできます。

※トラフィック…通信回線上で一定時間内に転送されるデータ量のこと

まとめ

リスティング広告とSEOはWebサイトへの来訪者を増やし、来訪者を増やして彼らから得る利益を増やしていくという同じ目的を持っています。ですが手段の違いが、結果的にサイトの目的達成が速効か、遅行か、または得られる指標の違いを生むようになります。

企業担当者にとって、SEMを考える場合、リスティング広告とSEOのどちらを選ぶか悩ましいところですが、それぞれの特性を知り、うまく使い分けて目的を達成することが大切です。

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