幻冬舎ウェブマのWebマーケティング情報ブログ

Webマーケティングの基礎や参考事例をわかりやすく解説・紹介しています。

2017年8月24日

広報・宣伝担当必見! Webニュースを狙い通りに書いてもらう方法とは?

Webニュース会社に、自分の狙い通りのニュースを配信してほしいときは、有能な、信頼できる媒体社の記者と1人以上知り合いになることができれば安心です。
記者が所属する会社単位で判断してしまうと、その中でも記者の質のばらつきがあるため、本当に良い記事を配信してもらえるとは限りません。
ニュースサイトの中でも注目を集めるコーナーを確保する凄腕記者や、Twitterで話題になる記事の制作者を見出し、彼ら個人と関係性を作っておくべきなのです。
会見などで記者本人に声をかけて知り合いになり、無理を聞いてもらうような関係性を構築しておくことができればいいでしょう。
というのも、Web記事は、記者の能力に出来が左右される場合が非常に大きいのです。
基本的には、記事が掲載されるまでにその記事を確認するのは、2人程度と少人数です。
つまり、記者本人と、それをチェックするアップ権限者です。
ですので、能力のない記者に情報を渡さないように、彼らの能力をある程度知っておくことも、自社の情報を守るために必要です。
良い記者と知り合うためには、記者が宣伝担当に何を求めているかを知る必要があります。
彼らを取り巻く状況をお伝えしましょう。

速報記事はスピード勝負

ある番組取材会に参加予定のWebニュース担当の記者たちに対して、上司からある通達がなされたそうです。
「会見の速報記事は書かないように。他社と競っても絶対負けてしまう」。
取材界ではどの媒体社も、ニュースサイトの中でも注目を集める、速報記事を狙います。
ネタが大きく、盛り上がるポイントも一つしかない会見であれば、勝負を決めるのはスピードの部分が大きくなってきます。大多数の媒体社と同じことをしていても、速さで負ければ、書いた記事は埋もれてしまい読者に届かないのです。
上司は先述の言葉に続けて、「取材当日までに調べたタレントの情報を準備して、現場取材コメントを入れ込んで作れ。単なる速報記事を作らないように」と“読ませる記事”を作る戦略を記者に伝えました。

記者会見のニュース記事では、多くの記者が、どの会見でも使えるような、人名やコメントを抜いたWeb記事を準備しています。会見で得たコメントを、その記事に落とし込んでいくのです。
質問をする際は、タレントが面白い発言をしてくれるように誘導するのが常です。
そんな業界ですが、スピード勝負を潜り抜けてくる実力者も存在します。
文章内容でしか知られることがないネットニュースの世界でも、その記者は歴が長く実力が高いベテラン記者であることが多く、実力が文章に必ず表れてくるのです。
そんな記者は、スピードだけで勝負するのではなく、その会見の“正解”と思われるようなタイトルを見つけ出して記事に付け、ニュースサイトで最も目立つ位置への掲載を奪取していきます。

記者に対する報酬の形はさまざまです。アップした記事ごとに支払われたり、数に関わらず一律の給料制などさまざまです。それでも、多くのPVを取る記事を書く記者は正当に評価をされる傾向にあります。そして、どの媒体より早く記事を書きたいという欲は、記者ならだれでも持っています。彼らの欲望をうまく満たしていくことが、今後うまく付き合っていく一助であるといえます。下記のその一例を挙げます。

解禁時間付の情報は「おいしい」場合が多い

さまざまな関係各所の思惑から、解禁時間が設けられている情報が存在します。
その情報が掲載されているリリースは既に信頼できる各媒体社に送られており、各社は情報出しを一斉にそろえ、解禁時間と同時にWebニュースを掲載するのです。

追加取材をしない限り、基本的にはそのリリース情報からの構成になり、なかなかそこからの媒体の差異は生じにくい傾向があります。
ですが、解禁が設けられている情報は、記者にとってはPVが取れる記事になる場合が多いのも事実です。
なぜなら、解禁時間付きの情報は、時間をかけて記事を書くことができるため、記事のクオリティを高めやすいからです。
また、そのネタが限られた媒体社にしか送られていない場合は、記事を見られたり参照されたりする可能性が高くなることも、理由の一つです。ネタを見極め、解禁情報を持つ側がうまくコントロールしていけば、想像以上の成果を得られるかもしれません。

信頼されれば、いくらでも記事を書く!?

記事にしてほしいが、特ダネといえるほどのネタでもない場合。記事にしてもらえるのか、不安になる担当者もいるかもしれません。
記事になるかならないか――実はそれも、切り口を見出す記者個人の企画力が大きいといえます。
もちろん掲載可否の判断を下すデスクの権限もありますが、スペースや時間に限りがあるほかのメディアとは違い、Webメディアは記事が掲載できる余地が多分にあります。
ですが、ネタが小さければ、PVは取れないかもしれません。そんなネタを記者は書くのでしょうか。

結論から言えば、記者は何とか切り口を見つけてでも書くでしょう。
ただそれは、その広報担当に情熱があり、自分が信頼されていると感じている場合に限ります。
今後の広報側との付き合いも考えて、という感情ももちろんありますが、多くの記者は何とか信頼に応えたい、という思いを持っています。
信頼されてこそ情報を受け取れるため、信頼に応えるために多少の無理は承知で頑張ろうとします。
ですが、あまりに無茶を言うのは厳禁です。状況を見ながら伝えなければなりません。

まとめ

Webニュースを書く記者は、自身の記事を多くの人に読んでもらいたいと切望しています。
自身の中にはっきりとした判断基準があるがゆえに、一度“良い”と思ったものは何としても世間に知らしめないといけないという情熱を持っています。
その記者の特性を理解し、欲しがっているものを見極めることが大切です。
そして向き合う関係ではなく、一緒にやっていっていきましょうという信頼の姿勢を見せるだけで、記者はあなたの伝えたいものを正確にくみ取り、良い記事を書くでしょう。

ブログトップへ戻る