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2017年9月22日

2017年のGoogleアルゴリズム変動から考える「ランクブレイン」対応方法

Webサイトを使った集客を考えるとき、SEOは外せない話題です。
しかし、品質問題やGoogleアルゴリズムの変動など、さまざまなニュースが飛び交う中、「結局何が重要なのか」が見えにくくなってきています。
今回は、直近のGoogleアルゴリズム変動内容に触れながら、重要度が高まっている評価基準である「ランクブレイン」のポイントをご紹介いたします。

2017年のGoogleアルゴリズム変動内容と背景

SEO対策とはつまり、約200存在するといわれる検索結果表示画面に関するGoogle独自の評価ルールである「Googleアルゴリズム」を理解することであるともいえます。
これまで大きなアップデートが幾度となく繰り返されてきましたが、2017年に入ってからの大きなアップデートは以下の3つです。

アップデート①日本語検索の品質向上に向けたアップデート

品質の低いサイトの表示順位が下がり、その結果としてオリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトがより上位に表示されるようになるアップデートです。
この内容自体はこれまでのGoogleの動きと変わりない内容ですが、日本語検索に限定して対応された点が特徴です。
通常、特定の言語検索に限定して対策がとられることは少ないものですが、今回のアップデートは大型サイトの品質問題を受けての対応と考えられています。

アップデート②フレッドアップデート

「過度なアドセンス広告」や「低品質なコンテンツ」を含むサイトをターゲットにした減点評価が強化されました。
とにかく広告収益のみを追求したようなリンクサイトへの対応ですが、具体的にどんな状態がNGとは明示されていないため、その程度については意見が分かれています。
よほどの状態ではない限り、気にする必要はありません。

アップデート③アウルアップデート

アウルアップデート(Owl Update)とは、「誤解を招く内容の低品質コンテンツ」「攻撃的な低品質コンテンツ」など、悪意ある情報を広めるフェイクニュース(偽ニュース)サイトの評価を下げるGoogleアルゴリズムアップデートのことです。
このアップデートからは、Googleが「情報の信憑性が高いコンテンツをより評価する」ことに注力していることが読み取れます。
コンテンツの質を上げる対策の1つとして、エビデンスや出典元の明示など、「情報の信憑性を高める対策」が必要となってくるでしょう。
こうした直近の動きをまとめると、質の低いコンテンツが明確に定義され、減点評価のアルゴリズムが強化されてきているといえます。
逆に、肝心の加点評価については大きな変動は起きていないことがわかります。
質の低いサイトは定義しやすいのに対して、その逆、質の高いサイトの定義は非常に難しいのです。
では、質の高いサイトとはどのようなサイトなのでしょうか。

これは一概に定義することはできません。ユーザーによってその判断基準が異なるからです。
よって、ここでは「SEOの観点からみた質の高いコンテンツ」を定義するため、Googleが公式に発表している評価基準をご紹介します。

Googleの評価基準3つ「コンテンツ」「リンク」「ランクブレイン」

Googleアルゴリズムの全ては明かされていませんが、基準のいくつかは公式に発表されています。
その中でもインパクトの大きいTOP3については具体的に明言されている下記3項目です。

①コンテンツ
→オリジナルでユーザーの役に立つコンテンツであること
②リンク
→自然な形で外部サイトと繋がっていること
③ランクブレイン
→ユーザーの検索意図に沿っていること

第三の評価基準「ランクブレイン」とは

①コンテンツ、②リンクについては、これまでも何度となく評価に関するアップデートが実行されてきました。
③のランクブレインの概念は2015年以降に登場し、現在では検索結果を決める際の3番目に重要なアルゴリズムであるとGoogleが報告しています。
ランクブレインとはGoogleが2015年前半頃に導入したアルゴリズムで、機械学習を使った人工知能(AI)によって、ユーザーに最適な検索結果を返すために用いられています。
例えば、「apple」とユーザーが検索したときに表示するべきは、apple社公式サイトであるべきかフルーツのリンゴであるべきか。
同じ単語であるものの、どちらを表示することがより快適なユーザーの検索行動に繋がるでしょうか。
この問題を解決するため、AIがこれらを実際のユーザーの動きから学習して答えを出しているのです。
従来のキーワードが含まれているか否かという単純な判断ではなく、キーワードが「どのような意味で使われているか」といったことまで類推し、検索意図に沿ったコンテンツか否かまで判断されるようになってきているのです。

ランクブレインの評価を上げるには「ロングテールSEO」

第三の評価基準であるランクブレインは具体的に、「ロングテール検索」に強い関連があるとされています。
そのため、「リンク」と「コンテンツ」を対策したら、次に意識すべきは「ロングテールSEO」対策です。
これまで以上にGoogle検索エンジンが「各キーワードの関連性について理解」できるようになったため、複数の関連キーワードの組み合わせによる対策「ロングテールSEO」を考慮したキーワード設定やコンテンツ作成を意識することが重要です。
サイト運営者が重要視する「メインキーワード」の対策のみに注力するのではなく、「メインキーワードに関連するサブキーワード」について対策を講じる必要があります。
例えば、「ダイエット」というキーワードをメインキーワードとするならば、ロングテールSEOで上位表示を狙う場合、「ダイエット レシピ 簡単」「ダイエット 運動 おすすめ」、「ダイエット 運動 頻度」、「ダイエット ウォーキング 効果」など、関連するキーワードでよく検索されるものに対応するコンテンツを作成していきます。
この取り組みを続けることで、「ダイエット単一キーワード検索」以外の、「ダイエットに関連するロングテール検索」からの集客が可能となります。
複数のサブキーワードへの対策を強化することで、結果的にメインキーワードの検索順位の上昇にも繋がっていきます。

まとめ

多くのWeb担当者の関心事であるGoogleアルゴリズムについては、減点評価を把握して避けていくことも重要ですが、あくまで“ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを含むこと”の重要性は変わらないでしょう。
ターゲットユーザーが実際に関連付けて検索しているキーワードをサジェストから確認するほか、ターゲットユーザーの気持ちになって検索行動を考えてみましょう。

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