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競合他社に負けないコンテンツ戦略とは? 今すぐできる3ステップ

通常の企業情報の発信に加え、さまざまなコンテンツを用意することでユーザーのニーズに応え、集客とブランディングを実現する“コンテンツマーケティング”に取り組む企業が年々増加しています。
新たに専任担当者を配置するなど、力を入れる企業も増えているようです。
今や、同業が既に同じ取り組みをしているケースも珍しくありません。
では、既に競合企業がコンテンツマーケティングに取り組んでいる場合、どのような戦い方が効果的なのでしょうか。
本記事では、競合サイトの存在を前提とした「コンテンツマーケティングのキーワード戦略」についてご紹介します。

コンテンツ戦略決定に必要なデータとは

コンテンツマーケティングのためのコンテンツ戦略はさまざまです。
自社の強み、競合比較など、まとめるべき要素が多すぎてしまい、手がつけられないというお話もよく聞きますが、どのようなツールや手法を使うとしても、必要なデータは以下の3つです。

①キーワード
②検索数
③現在順位

基本はこれだけです。
ただし、自社のデータだけではなく、ベンチマークサイトのデータも必要となります。
ターゲットはどんなキーワードで検索行動をしているのか、その数はどの程度か、それに対して現状の自社サイトの状況はどうなっていて、それらは競合と比較した際にどれだけの差がついているのか。
これらを知ることから始めましょう。

コンテンツ戦略決定に必要なデータの集め方

続いて、コンテンツ戦略決定に必要なデータの集め方を解説します。

・キーワードの抽出
Googleサジェストのデータからターゲットキーワード候補の関連キーワードや、他にユーザーが検索しているものを抽出します。

・検索数の抽出
Googleキーワードプランナーを使って月間検索数を抽出します。
一度に取得できるのは150キーワードまでです。

・現在順位の抽出(自社、ベンチマーク2社)
SEOチェキ、GRCなどを使って抽出します。
有料ツールを活用すると、大幅に作業時間を減らすことができます。
ベンチマークサイトの現在順位も同様に抽出します。
特に、ユーザーインテントに対してテーマが異なるにも関わらず、上位表示ができているサイトに着目しましょう(Wikipediaは除きます)。

このデータが揃ったら、データを分類し、ターゲットとするキーワードを選定して戦略に落とし込んでいきます。

抽出したデータからターゲットキーワードを選定する

次に、前項で抽出したデータからターゲットキーワードを選定します。
選定手順は以下の通りです。

①検索数・検索意図からターゲットキーワードの条件を設定する
ポイントは、キーワードのうち、検索意図が明確に読み取れるもののみに絞り込むことです。
例えば、「肩こり」とその関連キーワードについてみてみましょう。

「肩こり」の月間検索数40,500です。これは、肩こりの「何」を知りたいユーザーなのか、把握できません。検索意図が不明確なキーワードであるため、ターゲットキーワードから除外します。
「肩こり 痛み」の月間検索数は880です。これも、肩こりの痛みの何が知りたいのか不明確です。ターゲットキーワードから除外します。
「肩こり 痛み 原因」の月間検索数は260です。このキーワードについては、ニーズが明確です。ターゲットキーワードに設定しましょう。
「肩こり 痛み 解消」の月間検索数は10です。こちらも、ユーザーの検索意図が明確です。
ターゲットキーワードに設定します。

結果として、ロングテールで検索数が少なければ少ないほど、検索意図が明確なものが多いはずです。特にサイト立ち上げ時は、月間検索数500以上のキーワードについては除外することをおすすめします。ターゲットキーワードに設定しても、施策の結果が反映されるまでに時間がかかるためです。

②現在順位からターゲットキーワードの条件を設定するポイント

競合を2社設定し、競合性を数段階に分類することです。競合性大、競合性中、競合性小のそれぞれの定義を紹介します。

・競合性(大)キーワード
2社のベンチマークがともに上位表示されているキーワードです。
「戦わないキーワード」として、ターゲットキーワードから除外しましょう。

・競合性(中)キーワード
2社のベンチマークのうち1社が上位表示されているキーワードです。苦戦する可能性はあるものの、ターゲットキーワードに設定します。ターゲットキーワード全体の30%程度になるよう、調整します。

・競合性(小)キーワード
2社のベンチマークのうちどちらも上位表示されていないキーワードです。「積極的に戦うべきキーワード」としてターゲットキーワードに設定します。ターゲットキーワード全体の70%程度になるように調整します。

既に自社メディアを運用中の場合は、以下のポイントに留意します。

・現状の順位が11~50位以内であり、かつ月間検索回数200~5,000を最優先してリライトする。
・自社サイトが既に上位表示されているキーワードはターゲットリストから除外する。
・現状の順位が51位以下であり、かつ月間検索回数0~200のキーワードはターゲットから除外する。
・現状の順位が51位以下であり、かつ月間検索回数5,000~のキーワードはターゲットから除外する。

まとめ

コンテンツ戦略の3ステップは以下の通りです。
サジェストからのキーワードリスト抽出

検索数・検索意図からの条件設定

現状順位(自社、ベンチマーク)からの条件設定
この3ステップでコンテンツ戦略を決定できたら、進捗を確認できるシートを用意して制作を開始しましょう。
それぞれのキーワード検索に応えるページタイトルとコンテンツ概要から作成をはじめます。
タイトル・コンテンツともにユーザーインテント(検索意図)から逸れてしまっていないかに気を付けながら進めていきましょう。

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